５０代を過ぎてから、時間の進み方が速くなった気がします。
子育てはだいぶ落ち着いては来ましたが、仕事もまだまだしなければいけないし、
親のことも気になります。自分自身の身体のことも気にかかります。
やることは20代・30代よりも増えている気がします。
一日のうち「自分のための時間が全くない」と感じる方も多いのではないでしょうか。
それでも、50代はまだまだ人生の折り返し地点。ここからの時間の使い方次第で、
60代・70代の生活が大きく変わります。
だからこそ、毎日をただ流されるのではなく、「自分のために時間をデザインする」ことが
大切になってくるのです。
① 50代が特に忙しくなる理由
- 仕事の責任が増える
- 子どもの独立や進学・結婚など家族の節目
- 親の介護が本格化
- 自分自身の体力の変化
50代は、周囲の状況も自分の身体も変化する「負担の重なり期」。
時間が足りないと感じるのも当然と言えば当然なのかもしれません。
だからこそ 意識的な時間管理が不可欠な年代 と言えます。
② 時間管理がもたらすメリット
● 心の余裕が生まれる
やるべきことが整理され、「今やること」が明確になります。
● 健康への良い影響
睡眠、食事、運動の時間が確保でき、疲労が溜まりにくくなります。
● 将来への不安が減る
貯金、介護準備、学び直しなど、未来の自分のための行動がとれるように。
● 自分の楽しみを取り戻せる
趣味や休息の時間を確保すると、毎日が生き生きしてきます。
③ 50代から始めたい実践的な時間管理のコツ
● 1日の「優先順位」をはっきりさせる
よく聞くToDoリストを作ることです。作るだけで満足しないこと。
その中から大事なものを3つ決めること。
「今日できたら100点」の3つを決めると行動がスムーズになります。
● 朝の1時間を“ゴールデンタイム”にする
50代過ぎてから、朝早く目覚めることが多くなりました。睡眠が浅くなったのでしょうか。
その分夜は９時を過ぎると眠くなります。
夜より朝の方が集中力が高まります。
日記・運動・勉強など、自分のための時間を入れると一日気分よく過ごせる気がします。
● できないことを減らす
全部を自分でやる必要はありません。
家事の外注、家電の活用、家族への協力依頼など「手放す時間管理」も重要。
● 週に1度、予定を“棚卸し”する
忙しさの原因を把握し、不要な予定をそぎ落とします。
④ 50代こそ「残り時間」を意識して大切にしたい
50代は、人生の後半戦に向けての大事な準備期間。
ここで時間管理を身につければ、60代以降の「自由度」が大きく変わります。
- やりたかったことができる
- 自分のペースで仕事が続けられる
- 健康を守れる
- 介護や老後に振り回されにくい
“今から”の時間の使い方が、これからの毎日の質を決めていきます。
まとめ
50代での時間管理は、ただの「効率化」ではありません。
これからの20年・30年をどう過ごしたいかを考える、人生設計そのもの。
忙しい日々の中でも、少しだけ立ち止まり、
「自分のための時間」を取り戻してみませんか？
