研修で学んだアサーティブコミュニケーション、実は子育てにも役立つ!

50代からの挑戦

先日、会社の研修で「アサーティブコミュニケーション」について学びました。
アサーティブとは、「自分も相手も大切にしながら意見を伝えること」。
相手を押しつけるのでも、我慢するのでもなく、お互いを尊重しながら伝える姿勢のことです。

研修では、職場でのコミュニケーションを円滑にする方法として紹介されていましたが、
話を聞きながら「これ、子育てにも通じるな」と感じました。

アサーティブコミュニケーションとは?

たとえば、子どもが約束を守らなかったとき。
つい「なんでできないの!」と感情的に言ってしまうことがありますよね。
でもアサーティブに伝えるなら、
「約束を守ってくれなかったことで、私は悲しい気持ちになったよ」
と、自分の気持ちを主語にして話す。
そうすると、責める言い方ではなく、自分の思いを冷静に伝えることができます。

また、子どもの話を聞くときも大切です。
「そんなこと言わないで」ではなく、
「そう思ったんだね」「そう感じたんだね」と受け止める姿勢を持つことで、
子どもは安心して話せるようになります。

アサーティブコミュニケーションは、相手との“対等な関係”を育てるスキル。
子育てにおいても、親が一方的に指導するのではなく、お互いに気持ちを伝え合う
関係づくりにつながると感じました。

研修をきっかけに、私自身も「伝え方」を意識してみようと思います。
子どもに対しても、職場の人に対しても、
「相手を思いやりながら、自分の気持ちを正直に伝える」
そんな関わり方を少しずつ実践していきたいです。

今日からできるアサーティブコミュニケーション実践法

①「私は~」で気持ちを伝える

つい「あなたはいつも○○してくれない!」と言ってしまいがちですが、
それでは相手を責める形になってしまいます。
そこで、「私は○○だと感じた」と自分を主語にして伝えることで、
柔らかく、でもしっかり気持ちを伝えられます。
(例)
❌「ちゃんと片づけて!」
⭕「散らかったままだと、私は落ち着かない気持ちになるの」

② 相手の気持ちも受け止める

アサーティブは「自分も大切、相手も大切」。
相手がどう感じているかにも耳を傾けましょう。
「そう思ったんだね」「そう感じたんだね」と一言添えるだけで、
相手の気持ちを尊重していることが伝わります。

③ 感情的な時は“いったん間をとる”

怒りや焦りの感情が強いときは、冷静に伝えることが難しくなります。
そんな時は、一呼吸おくことが大切です。
「今は少し時間をおこう」「落ち着いたら話そう」と言葉にするだけでも、
トラブルを防ぎ、冷静な対話につながります。


アサーティブコミュニケーションは、すぐに完璧にできなくても大丈夫。
大切なのは、「相手と気持ちよく関わりたい」という思いを持ち続けること。
小さな一歩の積み重ねが、きっと職場にも家庭にも心地よい変化をもたらしてくれます🍀